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愛情オムレツ 1

Author: 風野うた
last update publish date: 2026-04-09 19:01:10
 カレンとアルフレッドがダイニングルームへ入ると、バターの良い香りが漂っていた。

「レダさん、おはようございます」

「おはよう、レダどの」

「ああ、おはよう。ふたりともいいタイミングで起きて来たね」

 レダは黒いローブを目深に被り、左手にフライパン、右手にフライ返しを持っている。

 カレンはレダが調理をしている姿を見て驚いた。魔女は魔法を使って料理をするというイメージを持っていたからだ。

「おやおや、何だか失礼な視線を感じるよ。どうせ、あたしが料理をするなんて思ってもみなかったんだろう? ハハハ……」

 大声で笑いながら、レダは手慣れた様子で大きなプレートにきれいな形のオムレツをひょいっと載せた。

(レダさん、お料理上手だったのね~。あのオムレツ、とっても美味しそう!!)

「カレン、あんた、そんなに食べ物をジィ~と見つめて……。余程、お腹が空いているんだろうねぇ~」

「ブッ」

「失礼ですよ!! 殿下」

 レダの言葉を聞いて噴き出したのはアルフレッドだった。カレンは頬を膨らませて怒る。イチャつく二人を見て、レダはアラララ~と思ったが、余計な口は出さず、ふたりに配膳
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  • 訳あり侯爵令嬢は成り行きで身代わり占い師をしています(元婚約者の皇子が相談にやって来ました)   満月の夜 4

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  • 訳あり侯爵令嬢は成り行きで身代わり占い師をしています(元婚約者の皇子が相談にやって来ました)   満月の夜 3

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